膝の裏の湿疹を解消!夏までに目指したい『ヒザ裏美人』!

子どもがよくなる『はたけ』はアトピーや湿疹肌のサインかも

子どものころ顔に『はたけ』ができたことはありますか?

子どもの肌、とくに顔面によく見られる肌異常に『はたけ』というのがあります。ほっぺや頬骨のあたりや目尻・眉尻付近に、部分的に白くざらついた症状がでる皮膚炎です。
はたけは単純性粃糠疹(たんじゅんせいひこうしん)という皮膚異常で、おもに中学生以下の子どもに発症が見られます。
はたけはほとんどの場合、かゆみや痛みを伴うこともなく、成人するにつれて自然治癒するので問題視されることは少ないかと思います。
 
以前はカビの感染が原因だと考えられていましたが、最近になって毒素の弱い細菌の増殖、もしくはそれが治癒する際に現れる症状であるとされています。
皮膚病の原因になるウイルスにHPV(ヒトパピローマウイルス)というDNAウイルスがあり、細胞内でさまざまな刺激によって増殖し、いろいろな皮膚病の症状を引き起こします。HPVには数百種類が確認されていて、なかには人間のもつがん抑制遺伝子と結合してこれを分解することにより発がんに寄与する種類も確認されています。
はたけは免疫力の弱い児童の皮膚で増殖したHPVに対して、肌がこれを排除しようと反応した結果起こる皮膚異常であろうということです。
 
自然治癒することがほとんどですが、場合によっては弱いステロイド・ワセリン・グリチルリチン軟膏などの外用薬や保湿剤を用いて治療することもあります。

はたけには敏感肌・乾燥肌・アトピー体質のサインの可能性も

上記のようななんらかの皮膚の抵抗作用によるはたけであれば、基本的には自然治癒しますが、中には軽度のアトピー体質が原因になっている場合もあります。
遺伝的に敏感肌であったり、アトピー素因を持っていることによっておこる場合もあるということですね。
筆者も幼少期には毎年決まった時期にはたけがよくできていました。母親には「あなたはお肉(とくに脂身)が嫌いで食べないからはたけができるのよ」などと言われましたが、医学的には食が直接影響しているわけではなさそうですね。
(結論的には軽度のアトピー体質であろう、ということで、現在のスキンケアの軸にしています。)
 
自分の肌質をしっかり理解することが、美しい肌をつくるために大切なことです。
免疫力が弱い幼少期には、こうした肌疾患がでやすい反面、本来持っている肌の性格を知るうえでヒントになることが多いです。
軽視することのないようにしましょう。

 

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