肌のケアやアトピー緩和に効果的なハーブ2
お肌の状態を保ちアレルギーを緩和する効果があるハーブ
お肌の免疫力のアップや潤いのキープにかかせない天然ハーブ。
効果的で化粧品にもよく使われているものは、まだまだたくさんあります。
敏感肌やアトピー肌には化学成分を含んだ一般化粧品はNGです。アトピー性皮膚炎はしっかり肌の状態をコントロールできれば、自然治癒ができる皮膚病なのです。
マリーゴールド
マリーゴールドはキク科の植物で、医療用のものは観賞用と区別されメディカルハーブの一種として医療やスキンケアの分野で利用されています。
マリーゴールドの花びらから抽出される美容エキスには、消炎や傷を治す効果があり、この抽出液とミツロウ(ハチミツ・蜂の巣からとれる成分)からつくられる軟膏は、湿疹の治療薬やリップクリームとして利用されてきました。
ハーブティーとしての飲用も古くからされており、その抗炎症作用から消化不良や胃炎の緩和に効果が認められています。
マリーゴールドの花びらには、カロテノイドの一種であるルテインという成分が豊富に含まれていて、これに抗炎症作用があるのです。ルテインは目の網膜や水晶体に含まれる天然色素成分で、白内障や黄斑変性症などの目の疾患の治療にもルテインの摂取がよいとされています。
ローズ
その名の通りバラの花びらから抽出した精油をローズオイルとして使います。
ローズオイルには心と身体、両方への効果があるとされ、美容やアロマテラピーの分野で利用されています。
アロマテラピーでは、抽出したローズオイルを希釈し、加熱することで立ち上るローズの芳香を使用します。ローズの香りにはリラックス効果があり、ストレスや緊張をやわらげる働きがあります。またローズオイルの香り成分には、女性ホルモンのバランスを整える効果も認められていて、生理不順・生理痛の緩和や、お肌のバランス調整などが期待できます。
ローズオイルはマッサージオイルとしても使われ、肌の内側からハリや弾力を取り戻すように促す効果があります。直接肌に使用できるローズオイルは少々高価ですが、アンチエイジング効果もあり注目されているハーブのひとつです。
ローズヒップ
ローズヒップもその名の通りバラ科の植物ですが、花ではなく果実を利用します。
ローズヒップはビタミンCの爆弾と呼ばれるほど豊富なビタミンCを含んでおり、実にレモンの20倍にものぼります。また一般的なビタミンCと違い、バイオフラボノイドを約20%含んだ天然のビタミンCです。バイオフラボノイドはビタミンPとも呼ばれ、通常加熱に弱いビタミンCを壊れにくくする効果があります。
ビタミンCには強力な抗酸化作用があり、お肌や体内で過剰に生成された活性酸素を除去する働きがあります。活性酸素は通常は外から侵入した細菌などを撃退する免疫の一つですが、ストレスや喫煙、不規則な生活などで増加しすぎると、体内の正常なたんぱく質、脂質、DNAなどを傷つけ、肌細胞を劣化させてしまいます。活性酸素の増加はお肌の大敵なのです。
美容効果だけでなく保湿効果もあるローズヒップオイルは、オーガニック化粧品などの原料としても使われる優秀なハーブです。
またこれら以外にも、リコピン(トマトにも含まれる赤色のカロテノイド)、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンEなどのビタミン類、ミネラル類なども豊富に含まれています。
ヒザ裏美人では、オーガニックスキンケア化粧品としてネオナチュラルの化粧品をおすすめしています。
ネオナチュラルでは、「食べられるほど安全であるべき」だという考えのもと、化学成分を一切排除し自然素材のみを使った敏感肌用化粧品を製造しています。化粧品や石鹸の原料として使用するハーブ・米ぬか(米)などの植物は無農薬・有機栽培に徹底的にこだわっています。実際に原料となる植物を生産している農家と協力してつくる化粧品は、アレルギー体質などの敏感肌や、お肌の免疫力が弱い赤ちゃんにも安心して使えるものです。
歌手の浜崎あゆみさんや美容家の吉川千明さんの著書をはじめ、多くのメディアでも取り上げられています。
「池田さんの石鹸」の愛称でおなじみのネオナチュラルの石鹸は、石鹸職人である池田さんが製造釜ごとに実際に“試食”をして条件をクリアしたものだけを出荷するという徹底ぶりです。
ネオナチュラル製品の詳細は公式サイトからもご覧いただけます。→ネオナチュラル